公演を鑑賞される皆さんの笑顔がとても素敵でした。
こちらの老人ホームに入所されている皆さんは基本的に外出をしません。
私達の様な、外部からの訪問をとても心待ちにしておられます。
もう、何年になるでしょうか?
随分長きに渡ってお邪魔させて頂いています。
回を重ねる毎に、
何かしら雰囲気が一層良くなって行く様だと、
メンバーも感想を漏らしていました。
毎年恒例、1年に1回の「猿まわし&花こま」公演。
七夕じゃないですけど、
1年に1回の出会いが、
生きている事への感謝と、
再会した喜び。
そして、生で鑑賞したりお互いに触れ合えるこの感動を
まるで皆んなで分かち合っているかの様です。
残された時間を慌てず、穏やかに過ごされる皆さんの様子が、
きっと、お猿2頭にも伝わっているのでしょう。
何とも穏やかで落ち着き払った鉄平と一平でした。
今日の演目:寿獅子、花田の子守唄、猿まわし鉄平、秋田大黒舞、猿まわし一平
先生:「格好良かった?」園児:「は~い!」
先生:「上手だった?」
園児:「は~い!」
先生:「皆さんが喜んでくれたので、先生もとっても嬉しいです!」
会場:(大拍手!)
今日は、待ちに待った「猿まわし&花こま公演」の日です!
公演に合わせて
園の先生方が事前に練習をして、
花こまと一緒になって、
「寄せ太鼓」を演奏して下さいました!
可愛らしい猿を見つめる目と、
愛しい先生を見つめる目、
その輝きは同じなのに、
何かが違っていました!
お猿の鉄平君、
あまりの園児の雰囲気に負けたのか、
今日は正座が上手にできませんでした。
あ、そうか。
今日は、先生達が凄かったんだ!
今日の演目:猿まわし鉄平、寄せ太鼓、猿まわし一平、もちつきばやし
新緑の緑に滴り落ちる雨。 天の川から降って来るのでしょうか?
あいにくの雨となってしまいました。
今日は、待ちに待ったこども園の七夕会です。
舞台上には地元で採れた、
なす、きゅうり、トマト、かぼちゃ、すいかなどが、
所狭しと並べられ、
笹飾りには、思い思いの願い事が短冊にしたためられていました。
会場一杯に集まられたお爺ちゃんお婆ちゃん、お父さんお母さんのために、
かねてから練習してきた出し物を
笹飾りをバックに園児が披露、
見事な演奏や歌に、拍手が鳴り止みません。
先生方による、織姫、彦星のエピソード解説、
会場全員納得!
園児の皆さん、遂に、待ちわびた「獅子舞」だったのに、
涙、涙の再会には、会場は思わず(笑)。
琴あり、人形あり、太鼓あり、
今年も思い出に残る七夕行事を
無時終える事ができました。
皆さん、どうぞいつまでも幸せでありますように!
今日の演目:寄せ太鼓、寿獅子、秋田大黒舞、車人形、花田の子守唄、水口囃子
先日の公演先からお礼の手紙、写真、感想文が届きました。一部ご紹介致します。5年生の方の感想文です。
「素敵だった伝統芸能 楽しかった猿まわし」
今日、県民芸術劇場で、民族歌舞団花こまの皆さまが来て下さいました。
伝統芸能は、日本に昔から伝わる、踊りや、歌です。
今回の公演では、太鼓、獅子舞、そーらん節、南京玉すだれ、猿まわしを見せて頂きました。
他にも、「灘酒造り唄」という、神戸の唄を歌ってもらったりしました。
太鼓は力強い音や掛け声が講堂中に響いて、とても感動しました。
獅子舞は、見た事が無かったので、その迫力に、とても驚きました。まるで、本当の獅子の様でした。
そーらん節は、一度音楽の授業で聞いた事がありましたが、一つ一つの動きに意味があるのを初めて知りました。見ていて、「これは舟を漕いでいるんだな、これはもっこを背負っているんだな」と、まるで一緒にニシンの漁に出掛けている様な気持ちになれました。
南京玉すだれでは、見た事も無い不思議なすだれを使って、知っている友達が、歌に合わせて、橋や、明石大橋、観音様などを作っていくのを見て、びっくりしました。一枚のすだれが、こんなにたくさんの姿を変えて、見る人を楽しませてくれるなんて、思ってもみませんでした。最後に現れた枝垂れ桜はとても綺麗で、思わず声を上げてしまった程でした。全校生徒で一緒に歌を歌ったり、手拍子をしたりして、楽しかったです。
猿まわしは、可愛い2匹の猿たちが出て来て、楽しいお話と一緒に、輪をくぐったり、二足歩行をしたり、おじぎをしたり、片付けをしたりするのを見させて頂きました。最後に、手を振ってくれたのが、可愛かったです。
私は、テレビなどで「伝統芸能」という言葉は知っいましたが、実際に見ると、とても力強いもので、感動しました。将来、私も、日本の伝統を守り伝えていく人になっていたいと感じました。
花こまへのご意見、コメントはこちらからどうぞ!
今年11月20日㈮に、宇部こども☆21(子ども劇場)と宇部音鑑が合同で花こま公演を催して下さいます。 どちらの団体にとっても、一緒になって取り組むのは初めての事だそうで、
宇部こども☆21は、今年創立40周年を迎えられます。
一部は通常の獅子舞などの演目で、二部には車人形による「新曲さんしょう太夫」を上演致します。
それらの事前打ち合わせと、宇部文化会館下見に山口県宇部市へ行ってきました。
梅雨にも関わらず梅雨の晴れ間とあって、日差しは半端なく厳しいものがありました。
文化会館を訪れ、大方の様子を見学し、会場図面を頂き、
続いて、宇部音鑑の事務所を訪ね、宇部こども☆21の役員の方2人と宇部音鑑事務局長の皆さんに、
花こまの自己紹介や演目の内容、演目にまつわるエピソードなどをお話しし、
最後には、実際の公演に使う「新曲さんしょう太夫」の人形を見て頂きました。
また、11月22日㈰には子ども祭りが宇部の商店街で催され、
花こまはそちらにも伺い公演させて頂く予定になっています。
また、そちらも下見を兼ねて伺いました。
こうやって、実際に足を運び、直接お話や現地を見せて頂くと、
否が応でも公演成功に向けてのテンションが高まります。
皆さんに喜んで頂けるように、
長年公演を重ねて来た「新曲さんしょう太夫」を大成功させたいと思っています。
精一杯頑張りますので、皆さん、どうぞよろしくお願い致します!